だんのうえ眼科 熊野前院

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涙道疾患
Medical Care

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涙道閉塞とは

涙は涙腺という場所で作られ、眼の表面を潤します。その後は目頭の近くの上下2箇所にある涙点という場所から吸い込まれ、鼻の方に流れていきます。涙が流れる管を「涙道」といいます。

しかし、何らかの原因でこの経路の一部が塞がっていると涙がたまり、涙が眼の表面から溢れ出します(流涙症)。涙は眼を乾燥から守ると同時に様々な雑菌の感染を防ぐ役割をしています。

流涙症(鼻涙管閉塞)

何らかの原因でこの経路の一部がふさがっている(鼻涙管閉塞)と涙がたまり、涙が眼の表面から溢れ出します(流涙症)。流涙症には様々な原因がありますが、ドライアイや結膜弛緩症などの症状がない場合にはこの鼻涙管閉塞を疑います。鼻涙管閉塞は涙点から生理食塩水を流す検査を行って診断をします。
鼻涙管閉塞には二種類あります。

先天性鼻涙管閉塞症

赤ちゃんの約10%は鼻涙管が開通しないまま生まれてくるそうです。このことを先天性鼻涙管閉塞症と言いますが、この先天性鼻涙管閉塞症はほとんどの赤ちゃんが成長とともに自然治癒していきます。しかし、まれに自然治癒しないお子さんもいらっしゃいます。そのような場合は生後半年頃をめどに涙点から細い針金を通して鼻涙管を開通させます(ブジー)。当院では外来でブジー治療を行います。

大人の鼻涙管閉塞症

おとなになってから何らかの原因で鼻涙管閉塞を起こすことが有ります。原因としては鼻の病気(鼻炎、蓄膿症、ポリープなど)や目の病気(結膜炎などの炎症からの影響)でなる場合があります。
おとなの鼻涙管閉塞の場合、ブジーを行ってもまた閉塞することが多いので、鼻の骨を削ったり、細いシリコン製のチューブを3ヶ月ほど鼻涙管の中に留置する治療を行います。
当院では体の負担も少なく、日帰りで行えるシリコン製チューブを留置する方法で治療を行います。

涙道内視鏡検査・シリコンチューブ留置

だんのうえ眼科クリニック(本院)と連携して、医師による検査・手術を行っています。 事前の診察で医師より手術の説明を受けて頂き、看護師より問診と補足説明があります。

局所麻酔を行った後、細い内視鏡を涙点から挿入して涙道の中を調べます。この時に、必要に応じて、詰まっていたり閉塞している部分を拡張していきます。治癒力により再閉塞してしまうのを防ぐために「涙管チューブ」という細い管を入れ、約2か月間程度留置し、時期を見て抜きます。

手術終了後はすぐにご自宅へお帰り頂けます。ガーゼはご自宅に帰られたら外せます。その際に麻酔の影響で少し物が見え辛かったり、二重に見えたりしますが、その日のうちに元に戻ります。

手術時間 片眼 約30分
※必要に応じて、だんのうえ眼科クリニックと連携して検査をおこないます。
※日帰り手術は「だんのうえ眼科クリニック」にて行っております。
だんのうえ眼科クリニック(本院)はこちら

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〒116-0012 東京都荒川区東尾久3-31-9
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